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カナダのシンボル「メープルリーフ(カエデの葉)」を中央に配置。左右のラインは太平洋と大西洋を表しています。赤と白は1921年に指定された国の色で、 葉の先端の尖った部分と葉柄を合わせた12の数は、国を構成する10州と2準州(現3準州)を表しています。意外と知られていませんが、メープルリーフの形にも深い意味があります。
公用語は、英語とフランス語の二言語。日常的にフランス語を使用している人が多いのは、ケベック州や東部の一部エリアのみで、その他のほとんどのエリアでは英語が主流となっています。統計上は、人口の約5割が英語を母語としますが、バンクーバーに住んでいるとバスやモールなどでは英語以外の言語も日常的に聞こえてきます。
通貨単位はカナダドル(Canadian Dollar)で、CAD、CA$などと表します。紙幣の種類は$5、10、20、50、100の5種類で、硬貨は5セント、10セント、25セント、$1(ルーニー)、$2の2種類です。
カナダ国内は、6つの時間帯に分けられていて、西海岸から東海岸では、4時間半の時差があります。また、日本人には馴染みのない「サマータイム」制度が導入されており、3月の第2日曜日から11月の第1日曜日までは時計の針を1時間進めます。(サスカチュワン州を除く)そのため、日本との時差は1時間短くなります。
カナダの西の玄関口、バンクーバーは、ガラス張りの高層ビルの立ち並ぶカナダ第三の大都市。他民族・多文化が共存し、海や山の大自然に囲まれ、気候も温暖であることから、世界で最も住みたい街のひとつと言われています。活気あふれる大都市の雰囲気とアウトドアの両方を楽しめるのが、この街の最大の魅力です。
スタンレーパークの海辺に沿って巡る遊歩道を散歩・サイクリングしたり、入り江でカヤックをしたりしてアクティブに過ごすのもよいでしょう。また、豊かな食材と多文化を背景に、街には多くのレストランが立ち並んでおり、世界各国の料理を楽しむことができます。
英国の雰囲気の残る美しいビクトリアは、花の街として有名です。春から秋先にかけて、街角や公園にはハンギングバスケットが飾られ、住宅街を散策すると手入れの行き届いた個人宅の庭々にも花が溢れています。世界的に有名な庭園、ブッチャード・ガーデンや格式あるエンプレス・ホテルのインナーハーバーを見渡すカフェでアフタヌーンティーを楽しんで、優雅な1日を過ごすのはいかがでしょうか。
世界的に名高いアルパインリゾート、ウィスラー。ブラッコムマウンテンとウィスラーマウンテンのふたつの山にまたがってゲレンデが広がり、難易度や気分に合わせて様々なコースが選べます。また、ゴルフ、ハイキング、マウンテンバイクなどの様々なアクティビティが楽しめる夏のリゾート地としても人気です。レストラン、スパなども充実しています。
バンフ、ジャスパー、ヨーホー、クートニーの4つの国立公園と3つの州立公園からなるカナディアンロッキー山脈公園群は、カナダを代表する観光エリア。1985 年に世界遺産に指定されています。3000m級の雄大な山並みの合間に、氷河や氷原、エメラルド色に輝く美しい湖が点在し、その壮大な自然は訪れる人々に深い感動を与えます。手付かずの大自然が広がるこのエリアでは、熊、ヘラジカ、マウンテンシープなどの野生動物に出会う機会も多く、また、スキー、ハイキング、サイクリング、カヤックなど、様々なアウトドア・アクティビティが楽しめます。
かつて牧畜で栄えたカルガリーは、石油産業と今も受け継がれるフロンティアスピリッツで活気のある都市です。夏に開かれる、カルガリー・スタンピードは世界最大のカウボーイの祭典で、北米各地から集まったカウボーイハット、カウボーイブーツに身を包んだ観光客で街は溢れます。
トロントは、世界各地からやってきた移民が人口の半数以上を占めるといわ れる、国際色豊かなカナダ第一の大都市です。多様な文化の影響を受けた刺 激的なアートやエンターテイメント、料理が楽しめるほか、ショッピングも充実しています。また、街のあちらこちらに点在するエスニックタウンを散策するのもおすすめです
アメリカとの国境をまたいで広がるナイアガラの滝は、世界三大瀑布の ひとつで、毎分1億5 千500 万リットルという圧倒的な水量の迫力で、見 る者を圧倒します。流れ落ちる水の迫力を体感できる遊覧船「霧の乙女 号」や、滝の裏側を見ることのできる「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」などのアトラクションが人気です。また、このエリアはワインの産地としても有名で、ワイナリー巡りもよいでしょう。
首都オタワは、国会議事堂(パーラメント・ヒル)をはじめ、膨大なコレクションを誇る博物館、美術館などが集まる、カナダの政治と文化の中心です。春、チューリップフェスティバルの期間中には、300 万本のチューリップで街は華やぎ、冬、ウィンターフェスティバルの期間中には、街の中心を流れるリドー運河が世界最長のアイスリンクへと変わり、多くの人々で賑わいます。
セント・ローレンス川の中州に広がるカナダ第二の都市、モントリオール。 石造りの歴史を感じさせる建物と近代的な高層ビルが調和し、洗練された 雰囲気をかもし出しています。一番の観光名所は、モントリオールで最も 歴史のある旧市街。石造りの建物に囲まれた旧市街の街並みを歩くと、ヨ ーロッパの都市に迷い込んだような気分に陥ります。また、夏にはさまざま なイベントやフェスティバルが繰り広げられ、朝から晩まで街角は人で溢 れ、活気に満ちています。
フランスの文化や伝統を色濃く残すカナダの古都、ケベック・シティは、北米で唯一の城塞都市です。城壁に囲まれた旧市街は、世界遺産にも登録されています。石畳の路地や広場を散策して中世ヨーロッパの雰囲気を味わってください。郊外にある、りんご園、メープル林、牧草地などののどかな田園風景の広がる、オルレアン島に足を運ぶのもよいでしょう。
赤土の海岸線、ゆるやかなカーブを描いて続く農地、かわいらしく立ち並ぶ家々、静かな漁村、優しい人々・・・『赤毛のアン』の島として有名なプリンス・エドワード島には、物語そのままの世界が広がっています。アンゆかりの地を巡った後は、島の名産ロブスターをお楽しみください。
グレート・スレーブ湖の北岸にある州都、イエローナイフは、オーロラベルト の真下に位置し、オーロラ鑑賞の世界的名所となっています。昼は犬ぞり やスノーモービルなどの冬のアクティビティが楽しめます。
5000m級の山々が連なるクルアニ国立公園、谷間を蛇行して流れる大河、ユーコン川、そしてカリブー、マウンテンシープ、ジャコウウシなどの北の動物達・・・ユーコンにはダイナミックな大自然が広がっています。ゴールドラッシュで発展したホワイトホースやドーソンの都市を基点として、夏はカヌーやハイキング、冬は犬ぞりやスノーモービルなどのアウトドア・アクティビティが満載です。秋のツンドラ紅葉、冬のオーロラの鑑賞もよいでしょう。